Editer Yosuke Hayasimoto (Sonascribe)
こんにちは!sonascribeの林本陽介です!
楽器を弾くにあたって音感というのは大きなアドバンテージになると思います!
もちろん、ギターは鋭い音感を持っていずとも十分に楽しめる楽器です!
しかし、もっとすらすらと聞いた音を弾ければいいのに、とかハーモニーの違いをもっと敏感に感じとりたいとか、なにかと音感に対する欲求はでてくるのではないでしょうか。
指先のメカニカルな部分とは違って、どうやって練習すればいいのかあやふやなトピックではあると思います!
今回はiPadのGarage Bandを使ってのイヤートレーニングの模様を解説したので参考にして頂ければと思います!
CメジャースケールとAmマイナースケール、そしてCメジャーのダイアとニックコードのソルフェージュを鍵盤上で示してあるのでこちらもご覧になってみてください!
メジャースケール
イヤートレーニングというと聴音を思い浮かべる方も多いと思います。
旋律や和音を聴いて譜面に書き出していくものですね。
しかし漫然と音当てのような作業を繰り返すだけでは耳はなかなか成長してくれないように感じます。
ピッチの感覚を体に取り込むことが必要です。
そのためには声に出して歌うことが有効だと思います!
GarageBandのキーボードで音を丁寧に確認しながら歌って見ましょう!
ギターをチューニングする時のように音にの震えがピタッとなくなるポイントを感じられるでしょうか。
声を出しながら合わせるのではなく、音のイメージを持ってそのピッチを狙って発声してみてください!
マイナースケール
まず単純に歌をそのまま歌ってみましょう。一音一音、しっかりと確認しながら正確なピッチで歌ってみてください!
普段あまり歌を歌わない方だとこれだけでも結構な練習になると思います!
次にスケールです。
メジャー、マイナーをはじめ、モードなど様々なスケールを上り、下りの双方向で歌ってみましょう。
左にCメジャーのキーでソルフェージュを示してありますので参考にしてみてください。
C
そしてコードを分解してアルペジオを歌ってみましょう!
アドリブなどにおいてはコードトーンを軸にしてコードの響きを打ち出していくことが必要です!
コードの響きを捉えられるようになると大きな武器になるのではないでしょうか。
Dm
なのでスケールよりはアルペジオをたくさん歌ったほうがよいと思います!
ダイアトニックコードを順に歌ってみたり、実際の曲のコード進行に沿って歌ってみるのもいいと思います!
Em
音を出すのはギターなどでもOKですが、ノート一つ一つやコードトーンの位置関係が確認し易いのと、正確な音程が出せるのでイヤートレーニングには鍵盤が向いていると思います!
イヤートレーニングは毎日続けることが重要なのでさくっと取り出せるiPhoneやiPadのGarageBandでのトレーニングは面倒がなくオススメです!
F
Cメジャーのダイアトニックコードのトライアドを左に示してありますのでこちらもご覧になってみてください!
G
Am
Bm-5
ソルフェージュで歌う時はDo Re Miという言葉にごまかされてピッチが不安定になってしまわないよう、注意が必要だと思います!
時には鼻歌など言葉なしの方法でピッチをとってみることをオススメします!
歌えることと音感はかなり直結している部分があるように思います!
イヤートレーニングというよりは歌の練習という感じで取り組むのがいいのではないかと思います!
また、ギターを置いて音楽に接する機会というのも大事であると思います!