2017年1月22日(日)
初心者向けウクレレクリニック開催!

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ビートルズのLet It Beの弾き方をお伝えします!
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2012/05/03

ES-335タイプのセミアコにEMGのアクティブピックアップを搭載!

Editer Yosuke Hayasimoto (Sonascribe)こんにちは!sonascribeの林本陽介です!

SonascribeではギターのピックアップにEMGのアクティブのものを採用しています!

アクティブピックアップとは電池をつないで動くピックアップのことです。

アクティブというと深い歪みやメタル系のイメージが強い方も多いかと思います。

しかしエレクトリックな音楽のみならず、アコースティックな音楽やジャズなど
クリーントーンをメインとする音楽にもうってつけのかなり守備範囲の広いピックアップだと思います!


僕自身も以前はアクティブピックアップに対して偏見がありましたが、実際に試してみてとても気に入ってしまいました。

EMGはソリッドのエレキギターに搭載してある場合がほとんどですが、フルアコやセミアコへの搭載もかなりおすすめです!
今回はアクティブピックアップの力を倍増させる18v仕様への改造も合わせて紹介したいと思います。






アクティブの特徴として第一に挙げられるのはやはりノイズの少なさでしょう。

パッシブですとノイズレスを謳っているものでもやはりハムノイズは発生してしまいます。

ッシブは内部の配線やシールドの品質の影響も受けやすいので、それもノイズの原因になります。

第二にその音圧感とレンジの広さ。
音がはっきりと前に出てきます。

また出力される帯域がとても広くフラットです。
EMGですとタイプにもよりますがややミッドにピークがある印象ですが、それでもパッシブよりはるかにフラットです。


レンジが広く、フラットというのは音作りをする上で大きなアドバンテージとなります。

足りない帯域を足すという方法でEQしていくと暴れた印象の音になってしまいます。またノイズも一緒に増幅してしまいかねません。

なにより、もともと少ない、または出ていない帯域を他の帯域と同じようにブーストするというのはかなり無理があります。


アクティブピックアップ搭載に際してぜひ試して頂きたいのが18v仕様への改造です!

EMG搭載のギターは9vの電池が一個というのがほとんどだと思いますが、電池を2つ搭載することにより大幅にパワーアップします!

ノイズがかなり減って、音圧とレンジがさらに広がる感じです!

ラインはもちろん、大きな真空管アンプにつないでとても静か!
手を弦から離してもほとんどノイズがないのはちょっと感動します。

アクティブの音圧感に関して、「アクティブならではのコンプレッション感がる」という言葉を良く耳にしますが
言われなければアクティブとわからないくらいナチュラルでクリーンな音が得られると思います。

音圧があるというよりは音が一段前にでているといった印象でしょうか。

コードプレイでは分離感のある整った響きが、単音では存在感のある音色が得られることと思います。


18v化は電池ソケットを買ってきて、直列につなぐだけで簡単にできます。
僕の場合は師匠であるAcousphereさんも18Vを試してよい結果を出していたのでトライできました。

リアピックアップのキャビティをそのまま電池ボックスとして利用するのが一番簡単です。

Fホールの裏側脇にマジックテープを利用して貼付けるというのも可能ですが、交換や改造に少し手間がかかるかも知れません。

ボディにウレタンなどを詰めれば電池をどこかに固定することなくウレタンに埋めたままにできるので電池の場所に自由度ができます!

もちろんこの改造はソリッドギターでの歪みサウンドにも大きな効果があります!

改造にかんしては自己責任でお願いいたしますが音抜けやノイズに悩んでいる方には特におすすめです!