Editer Yosuke Hayasimoto (Sonascribe)
こんにちは!sonascribeの林本陽介です!
レスポールのコントロールつまみについて解説します。
レスポールはストラトと違い、それぞれのピックアップに独立したツマミがついており、より細かな調節ができます。
センターポジションでは2つのピックアップの混ざり具合を調節できるので試しに触ってみると新たな音に出会えると思います!
どのツマミがどのピックアップに対応しているのかも図解してあるので参考にして頂ければと思います。
レスポールタイプのギターはツマミがフロントピックアップ用とリアピックアップ用に分かれてついておりボリュームとトーンを独立して操作できます。
外側の2つがリア用、内側の2つがフロント用となります。
回路に抵抗をかけて音量や高域を削るという仕組みになっているのでツマミを全開にした状態が通常の状態となります。
フロントピックアップとリアピックアップの両方を使って音を拾う設定をセンターポジションといいます。
センターポジションではボリュームツマミを使ってフロントとリアの音の比率を調節する事ができます。
リアピックアップのボリュームを絞るとフロントピックアップの音の比率が大きくなり、音が甘くなっていきます。
反対にフロントピックアップのボリュームを絞るとリアピックアップの比率が大きくなり高音の効いた固い音になります。
またセンターポジションで片方のボリュームを絞っただけでは音量は変わりません。
どちらかのツマミを0になった時のみ音量が0になります。そのとき以外音量に変化は有りません。
フロント用とリア用、2つのボリュームを上げ下げしないと音量が調節できません。
音量を絞りたいときには少し不便ですが比率調節の際は音量が変わらない方が都合が良いと思います。
レスポールが開発された当初はこの2つのピックアップの比率が調節できるのが売りのひとつだったようなのでこのような仕様になったのだと思います。
今までコントロールにあまり触ったことがないという人はどのツマミがどういう働きになっているか覚えておくといいと思います。アンプに触れない演奏時の微調整に役立つと思います!