2017年1月22日(日)
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2012/10/01

ナイロン弦の交換の仕方を解説!

Editer Yosuke Hayasimoto (Sonascribe)

こんにちは!sonascribeの林本陽介です!

ナイロン弦の交換の仕方を解説します。

弦交換の方法は必ず覚えておきたいところですが、奇麗に張るというのはなかなか難しいことだと思います。

間違った張り方をしてしまうとチューニングが合わなかったり、すぐに切れてしまたりします。

弦は消耗品であり古い弦だとチューニングが合わなくなったり指に引っかかり易くなったり不具合が生まれます。



楽器店でも交換はしてくれますが時間やお金が余分にかかってしまうので自分でできるのが一番だと思います。

写真付きで解説してあるのでぜひ参考にしてください!





ネック側からブリッジの穴に弦を通します。

弦を下から通して輪っかを作ります。6弦側から1弦側に向かって通します。

紐を結ぶ時と同じ通し方で輪っかに先を通します。まだこの段階では弦を折り曲げたり結んだりはしません。

弦の先を輪っかに巻き付けます。

巻き付けたところです。
僕は3〜6弦は写真のように1回巻き、1弦と2弦は更にもう一回巻き付けてます。

巻き付けたらそのまま引っ張ってしっかりと結びつけます。


弦を結ぶ際の注意点です。

丸で囲った弦を最後に巻き付ける箇所はブリッジの角より後ろ側にするようにしましょう。

この写真のようにブリッジの真上で巻き付けが終わっていると締め付ける力が不十分になってしまいます。

チューニングが合わない、あるいはほどけてしまう場合があります。

実際に交換をする際は1弦からがよいと思います。

弦の余った部分を次の弦を結ぶ時に一緒に結んでしまいます。
こうすることで弦の結び目がさらに滑りにくくなります。

続いてヘッド側です。

ナイロン弦はよく伸びるのでピンと張った状態から巻き始めましょう。

チューニングを安定させるためにヘッド側でも弦をしっかり固定する必要があります。

ペグの穴に弦に通したあと、内側に折り曲げます。

弦がねじれないように注意しましょう!

弦を下から通して先端を上向きにします。


そのまま巻いていけば弦ごとペグに巻き付くのでしっかりと固定されます。

弦をペグに巻く時は下方向に巻くようにしましょう。上側に巻いたりぐるぐる重なるように巻いてしまうとチューニングが合わない原因となります。

全ての弦を巻き終わったところです。

余った弦をニッパーで切って完成です。あまり短く切りすぎてしまうと弦が滑ってしまうので数ミリ程度余らせてきるようにしましょう!

丁寧に張られた弦は張力やチューニングが安定していてとても弾き易いです!
ぜひきれいな弦の張り方をマスターして下さい!