Editer Yosuke Hayashimoto (Sonascribe)
皆さん、こんにちは。Sonascribeの林本です。
ジャズの4ビートの練習について紹介します。
Jazz Standardの名曲の数々はギターデュオで演奏するには絶好のナンバーだと思います。
その際、4ビートのswing grooveはギター一本での伴奏といえどもしっかり表現していきたい所です。
バッキングのリズムが安定すれば、全体のアンサンブルがとても締まって聞こえます。
リズムプレイのみならず、ソロを弾く際にも大切な要素です。
4ビートのノリを体得するためのリズムトレーニングについて紹介します!
まず4ビートの4分音符を八分音符に分解するとこのようになります。
言葉で表すと ツーチャ、ツーチャとスムーズに伸びる感じ。
決してズッチャズッチャと跳ねてはいけません。
ブルースやロックを通り越して盆踊りのフィールになってしまいます。
リズムを三連で細かく、感じて表現することが大切です。
譜例のように三連符でメトロノームに合わせてやって見てください。
あまりブラッシングの音は出さないように。
3連を感じるための補助的な感じで弾く程度にしましょう。
慣れてきたら、よりシビアにクリックに合わせてやってみましょう。
三連と4分の刻みを交互にしていて4分でも3連が感じられるように練習してみましょう。
三連の後ろは休符で表現できるとベターです。
このようなグルーヴトレーニングは伴奏のみならず、ソロにもいい影響がでるはずです。シンプルなフレーズでもリズムがしっかりしていれば、説得力が出てきます。逆にヨロヨロのリズムでは何を弾いてもかっこ良くありません。
メカニカルなトレーニングと併せて、音楽を聞き込んで出したいグルーヴをイメージできるようになるのも重要ですね!