Editer Yosuke Hayashimoto (Sonascribe)
こんにちは!sonascribeの林本陽介です!
ギタリストにとって左手の小指というのはなかなか使いづらいところだと思います。
しかし小指なしでは弾けないフレーズも多いことと思いますし、小指が使えればもっと演奏の幅が広がると思います!
小指は力が入りにくいイメージがあると思いますが、意外と力が強い指なのです。
そして小指が使いやすくなるポイントも合わせて紹介したいと思います!
写真のように小指を曲げてみてください!
手のひらの手刀部分の筋肉がグッと締まるのがわかると思います。
薬指を曲げたときにはこうはなりません。
つまり小指は握る筋肉と直結した指といえます。
こうした事を確認し、小指は動かしづらいという意識を変えることが先ずは重要だと思います!
意識が変わると小指をもっと使ってみよう!と感じると思います。
そうなれば実際に小指を使って、テクニックも向上するという好循環が生まれると思います!
皆さん、左手の親指の位置はどのあたりにあるでしょうか!?
おそらく人差し指か中指の裏あたりにある方が多いのではないでしょうか?
写真のように薬指の裏あたりまでグイッと移動させてみましょう。
これはJazzの巨匠、Pat Methenyが用いているフォームです。
親指が小指の真裏に近いことで小指に力が入りやすくなり、小指を使った細かな運指にも対応しやすくなります!
昔からメタルの早弾きなどで鍛錬を重ねてきた人には造作もないことかもしれません。
しかし僕はあまりそういう練習をしてこなかったので、ジャズの勉強を始めたばかりのころは三本の指しか思い通りに動かず、なかなか苦労しました!
反復練習も大事ですが、ロジカルにフォームから運指を考え直してみるのもよいのではないかと思います!